2017年度実績
東京都内草の根助成
- 精神障害当事者会ポルケ
- 精神障害者のセルフヘルプグループ運営のモデル開発
- 精神当事者による運営のもと精神当事者を広く対象にした交流会(お話会)を定期的に開催し広くニーズのある活動であることを痛感。継続的な実施と、さらに汎用性ある運営方法の開発を行うことで、現メンバーも含めた他地域でのモデルとし、あらゆる地域でのセルフヘルプグループの実践を促進する。事業の主な内容①当会お話会の実施、②良質な実践の見学と交流、③都内周辺のセルフヘルプグループ運営者と意見交換の実施、④学習会、⑤実践報告会を開催。
助成額:50万円
記事を見る - NPO法人反レイシズム情報センター
- ヘイトウォッチ・プロジェクト
- 日本のレイシズム・ヘイトスピーチの実態を「見える化」することを目的に、政治家によるヘイトスピーチや極右団体によるレイシズム街宣・発言などを調査・記録し、データベース化してWEB上で一般に公開する。その研究結果をもとに自治体や国に対し政策提言を行い、反レイシズムのルールを条例や法律で確立することをめざす。また、発言内容や研究結果を英訳し、人種差別撤廃委員会へ報告する予定。学生ボランティアメンバーの募集と育成により事業を拡大する。
助成額:50万円
記事を見る - NPO法人視覚障がい者ネットワークコトリナ
- 名刺等の点字加工
- 点字カードプレス機購入による新規事業開拓。中途視覚障がい者が仕事を得ることが困難である中、名刺の点字加工は需要もあり、晴眼者の協力を一部得ることで可能となる。福祉、医療機関にコトリナの活動をより広める効果も期待される。点字名刺のメリットについて、医療・福祉機関や地域住民に宣伝を行う。
助成額:41万円
記事を見る - NPO法人芸術家と子どもたち
- アートを活用した児童養護施設に暮らす被虐待児等の心の支援活動
- 都内にある児童養護施設に暮らす、近年、増加傾向にあるといわれる被虐待経験のある子どもたちへ「表現」と「コミュニケーション」の専門家であるプロのアーティストを施設に派遣し、当団体コーディネーターが調整しながらワークショップを企画。身体あそび、表現あそびを通して傷ついた子どもたちの心の回復と、育ちを支援。
助成額:50万円
記事を見る - NPO法人VIVID
- 高次脳機能障害者の就労継続支援B型事業所開設に伴う備品整備事業
- 高次脳機能障害者の就労継続支援B型事業所開設。
リサイクルショップ、手芸・創作、犬のクッキーづくり、軽作業などの生産活動に必要な備品調達。
助成額:50万円
記事を見る - 学生団体GEIL
- 学生のための政策立案コンテスト
- 学生のための政策立案コンテストの実施。全国から学生を募集、7泊8日でグループ毎に社会問題をテーマに政策立案を行う。期間中は実際に政策を作っている官庁訪問や労働現場フィールドワークを行う。最優秀政策案は、官僚の元に赴き政策を提言する。
助成額:50万円
アジア草の根助成
本年度助成
- NPO法人オンザロード
- 児童への飲食提供による、地元住民雇用からの女性支援活動
- NPOオンザロードは、世界各国で経済的・社会的な理由により学校に通えない子どもたちのためにフリースクールを作ることから始まった。2008年にインド・バラナシにて「マザーベイビースクール」を建設。学校のあるガンジス川対岸のラームナガルという町は、貧困層が多い地域です。最貧困層の子どもたちは、食事が摂れなかったり摂れても偏りがあったり亡くなったりしている。資金不足のため現在できていない給食提供を地元女性を雇用することにより実施、経済・雇用・就学面での相乗効果を期待する。
NPO法人オンザロード助成事業報告※報告書をもとに事務局で作成
助成額:50万円
記事を見る 継続助成
- 小さな美術スクール
- 活動継続と絵画展、合同ワークショップなど
- 【2016年度】カンボジア農村部に住む子どもたちに私費で1人で行って来た無料の美術指導を継続させる。2017.10東京のギャラリーでの絵画展、カンボジア人アーティストと日本の美術教師との合同ワークショップを予定。
【2017年度】1)年間スケジュールを立て、以下の授業の継続と授業内容の充実を図る。①スクールで実施する美術および日本語の授業 ②出張授業で実施する美術授業 ③アシスタントティーチャー派遣授業
2)農村部への出張授業ができる人材の育成。そのための研修会を必要に応じて行う。
3)日本や外国からのボランティア、NGO、提携団体と共同した幅広い教育活動の実践。
4)教室に導入したテレビを活用して広く世界の文化に触れる機会を設け、日本語の授業の充実、美術活動にも活かすような工夫をしていく。
小さな美術スクール助成事業報告
助成額:50万円
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