ぐらんへの応援メッセージをいただきました!ー足温ネットより

足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ(1999年度助成対象団体)

理事兼事務局長 山﨑 求博様からのコメントをご紹介します。


ぐらんに応募したきっかけ

設立3年目の1999年に太陽光発電による市民共同発電所の建設を計画しましたが、当時、太陽光発電パネルの価格は高く資金集めに苦労していました。そこで、ひろく市民から寄付を募ることになり、そのパンフレット作りのために「草の根市民基金・ぐらん」へ助成金を申請しました。基金のことは、メンバーの一人である生活クラブ生協の組合員の方から紹介していただきました。
助成金申請にあたり、プレゼンテーションから助成金額の決定までの過程が全て公開され、その様子を目の当たりにするという体験は初めてであり、大変緊張しました。それだけに、運営委員の方々が事業の趣旨にご理解、ご賛同いただき、助成額が10万円と決まった時は嬉しくもあり、しっかりやらねばと改めて責任を感じた次第です。

 

「助成金をどのように使うか」を公開している稀有な存在

こうした基金に寄付をしようと考える場合、「自分の出したお金がどのように使われたか」が一番の関心事だと思います。そして、この基金は「どのように使うか」を公開している点で稀有な存在だと思います。
市民活動のさらなる発展のために、ぜひご寄付をお願いします!

 

現在の事業内容

任意団体として1997年に発足して20年が経過しました。現在は、自然エネルギー発電事業を中心に、オフグリッドハウス「松江の家」の運営や関係団体との交流・連携といった事業を行っています。自然エネルギー発電事業では、2012年に発電した全量を電力会社に売電する「えどがわ市民発電プロジェクト」を立ち上げ、えど・そら発電所1号機(10.52kW)、2号機(11.58kW)、3号機(28.2kW)を建設しました。また、松江の家では、電力会社から電力供給を受けていない民家に中古の太陽光発電パネルと蓄電池を持ち込み、そこを活動拠点としている市民団体が使う電力を自給しています。こうした事業を運営することで、地域における地球温暖化問題の解決事例を示しながら、放射能の不安も地球温暖化の影響も無い持続可能な地域づくりに向けた実践をしています。

えど・そら発電所2号機(11.58kW)

えど・そら発電所3号機(28.2kW)

 

http://www.sokuon-net.org
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