応援メッセージをいただきました!ーカウンセリングスペースまてりあより
私たちは会を立ち上げて17年になろうとしています。不登校の子どもたちの居場所づくりをしている時に、草の根市民基金・ぐらんの2005年度募集に応募し助成が決まりました。
この子たちに何ができるのか手探りの状態の中でしたが、助成を受けることによって、みんなで思い切り屋外活動をすることができました。
自然の中で、果物狩りをしたり、海のごみ調査をしたりと、引きこもっていた子どもたちにとっては、久しぶりに外の空気を吸っての活動だったと思います。今では、公的な機関で多くの居場所ができましたので、私たちの会では、グループワークをしている団体と連携し、社会に一歩を踏み出せるまでの個別対応をしています。
会の方向性が定まらず、試行錯誤をしている時期に、活動の費用を助成していただけたことで、今のまてりあの基礎を築くことができたと感謝しております。
[活動のはじまり]
私たちの活動の最初は、カウンセラー養成講座で学び、カウンセラーの資格を取った仲間で、「カウンセリングを草の根に」という恩師の言葉を実現しようと、4名で立ち上げました。当初メンバーの何人かが、不登校の子を持つ経験があり、親御さんのケアから始めました。
[私たちの今]
運営スタッフと、催し物のときにお手伝いくださるボランティアスタッフ併せて20名で活動しています。日常の暮らしの中で、「病院に行くほどでもないけれども・・・」と悩んだり、気分が落ち込んだりする方、身近に相談できる方がいない方などのカウンセリングをしています。特に子育て中のお母さんには、親子で箱庭を置く親子箱庭をお勧めしています。お母さんの世界、子どもの世界を双方で理解するいい機会になります。その他、不登校、引きこもりの方のカウンセリングや自立支援、その保護者のケアも行っています。また、カウンセリングに興味をお持ちの方のために、箱庭体験会やカウンセリング関係の学習会(アートセラピー入門講座、エンカウンターグループなど)も定期的に開催しています。さらに、箱庭をより多くの方に体験していただけるよう、市民祭りや学園祭などのイベントに道具一式を持ち込んでの出張箱庭も毎年行っています。
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