2018年度都内草の根助成、キャンサーペアレンツから活動報告を紹介します!
2018年度都内草の根助成、一般社団法人キャンサーペアレンツから活動報告が届きました。神保町のブックハウスカフェで行われた「ママのバレッタ」原画展。馬頭琴とギターの音色と共に朗読会も開催され、「ママのバレッタ」に込めた想いとメッセージに会場が暖かい空気に包まれていく様子が伝わってきます。市民の皆さまの思いを伝え、広げる活動を、ぐらんは応援しています。
8/26~9/1の期間、神保町のブックハウスカフェで、「ママのバレッタ」原画展が開催されました。
「ママのバレッタ」は、抗がん剤で脱毛した母とのやりとりを、ユーモアを交えながら娘の目線で描く絵本です。
店内右奥の静かで温かな雰囲気の個室に、ママのバレッタの原画が飾られていました。
絵本とはまた違う原画の素晴らしさ。水彩と色鉛筆で描かれた原画は細部まで驚くほど丁寧に作り上げられていました。原画のひとつひとつにキャプションが添えられており、絵本では伝えきれない作者の思いを感じられました。
さらに、2日間限定のイベント。
始まりは馬頭琴奏者とギターの音楽にのせて、朗読「ママのバレッタ」。冒頭とクライマックスに流れる馬頭琴の伸びやかなメロディは胸にグッと来て、娘の姿を思い浮かべてしまうほど。
そして作者たなかさとこさんが絵本に込めた想いを、語ってくださいました。キャプションについて少し詳しく、ご本人のエピソードも交えながらのトーク。また「ママのバレッタを読んだ方が、それぞれの状況と重ね合わせて想像できるようにあえて細かい描写をしていない部分もある」ともおっしゃっていました。
そしてワークショップ「豆本作り」は大盛況!!子ども達だけでなく、大人も夢中になって豆本を作っていました!
開催期間中は、大人も子供もたくさんの笑顔に包まれました。
当日の詳細はキャンサーペアレンツ投稿日記【報告】ママのバレッタ原画展@神保町をご覧ください。
また、ママのバレッタは販売していらっしゃいます。ご購入はこちら▶ Amazonへ
原画展やイベントなど、絵本にこめた想いを直接届ける機会を設けることで、えほんプロジェクトの取り組みへの反応や『ママのバレッタ』のもつメッセージ性への反応は変わってきていらっしゃるそうです。
今自分にできること、自分だからできること、キャンサーペアレンツの皆さまの様に、誰もが充実した時間を過ごせることを、ぐらんは願っております。