2018年度都内草の根助成、一般社団法人東京TSネットから活動報告を紹介します!
2018年度都内草の根助成、一般社団法人東京TSネットからの活動報告を紹介します。連続セミナーの通年テーマ「生きづらさを抱えた人の支援」。困っているのに声を上げられない人がいる。声なき声に耳を傾け、手を差し伸べる。皆さんの小さな声を、ぐらんも応援しています。
助成対象の2019年度、これまでに5月16日、6月29日、8月20日に計2回の事例検討会と1回の連続セミナーを開催されています。
毎回具体的な経験、事例等ををベースに多数の参加者とディスカッションされていらっしゃいます。東京TSネットHPより、レポートの一部をご紹介します。
第1回事例検討レポート
新年度になり、最初の第1回事例検討会が5月16日に開催されました。
参加者は23名と、お忙しい中沢山の方に集まっていただきました。
今回は裁判中の事例で、福祉サービスなど、地域の社会資源につなげる必要がある中で、本人の情報をどこで得られるか、具体的にどこに相談すれば良いのか、本人が習得、経験しなければならないことは何か、誰がどのように支援につなぐかなどを議論しました。
途中で議論を打ち切らなければならないほど、アツイ意見が沢山出ました。
自分自身の考えだけでは至らない、沢山の気づきを得ることができ、大変勉強になりました。
連続セミナー第1回レポート
東京TSネットセミナー、今年度は、通年テーマを「生きづらさを抱えた人の支援」としてお送りしていますが、6月29日に、その第1回「生活困窮・路上生活の人への支援」を開催しました!
現場経験豊富な講師の先生からの実例も交えた報告のあと、参加者からの質疑も含むディスカッションを行いました。当事者の方との適切な距離感、関係性や、家族・地域の役割など、考えさせられることが多かったです。個人的には、貧困も多様化し可視化されにくい現在において、いわゆるホームレスの方に対象を限定しない、幅広いアプローチ、バランスの取れた社会について考えさせられました。
第2回事例検討レポート
8月20日に第2回事例検討会が開催されました。
猛暑の中、23名の学生から福祉、司法、当事者家族等、多様なバックグラウンドを持つ方々にご参加いただきました。
2つのケースの検討を通じて、支援の前提として、「本人が何を望んでいるのか」、「本人が困っていることは何か」を考える、という、基本的で、しかし一番重要なことを再確認することができました。
※各レポートの文章と写真は、東京TSネットHPより一部を抜粋しています。
東京TSネットHPはこちら。
9月28日(土)には、第2回連続セミナーも予定されていらっしゃいます。
より多くの方が参加され、ぐらんの支援が大きな成果を上げることを期待しています。