台風の影響が危ぶまれましたが2019年7月27日(土)13時30分より生活クラブ館にて2019年度草の根集会を開催しました。
参加者は64名。これまで助成を受けた団体や、各地で運動している運動グループのメンバー、選考に関わった委員など、草の根の市民運動を支える多くの人が一堂に会し、報告を聞いたりディスカッションをすることで、たくさんの出会い、発見、つながりが生まれました。
開会挨拶。高田運営委員。ぐらんの意義やしくみ、これまでの実績などを熱く語ってくださいました。
プログラムは、
【第一部】 2018年度活動報告(2017年度助成対象団体による)
【第二部】これまでの助成団体から「草の根助成と現在の活動のつながり」
の2部構成。
中締めの後、お茶やお菓子を食べながら、40分程度の自由交流・懇親の時間を設けました。
【第一部】 2018年度活動報告(2017年度助成対象団体による)
2年目継続中のNPO法人オン・ザ・ロードによる中間報告。給食を前にした現場の子ども達の写真を使ってのプレゼンは、何よりの説得力を持っています。
2016-2017年度アジア枠助成の小さなアートスクール。12年の活動実績と、人々を引き付けるメンバーの魅力とバイタリティーを存分に発表してくださいました。
以下都内助成
NPO法人反レイシズム情報センター(ARIC)日本には差別を止めるブレーキがない…差別を止められる社会に向けての運動を、これからも広げていってください!
NPO法人視覚障がい者ネットワーク コトリナ。視覚障がい者の方が作った名刺は、とってもカラフルで温かく、素敵です。当事者目線でたくさんの思いと活動を語ってくださいました。
NPO法人芸術家と子どもたち。読み聞かせや身体遊びからスタートして、最後には子ども達のつくったオリジナル劇の発表。閉じこもってしまった子ども達の心がぐらんの助成金で少しずつほぐれていってくれたのかと思うとうれしい限りです。
NPO法人ViViD。「ViViD(ヴィヴィ)」は世界共通言語のエスペラント語で「生きる」を意味する言葉です…出だしからがっちりハートをキャッチされました。
精神障害当事者会ポルケ。当事者同士のつながりが、自分たちの居場所や自信を生み、社会に発信する基盤を作る。新しいことにチャレンジする団体が、はじめの一歩を踏み出すお手伝いができたことは、ぐらんの目指すひとつです。
学生団体GEIL。情報過多の時代だからこそ、直接会って話す力が大事。若い世代の熱気が伝わる熱いプレゼンテーションをありがとうございました。
【第二部】 2017年度以前の助成団体に聞く「助成事業の極意とその後の活動」
NPO法人ルーツ・ユアセルフから
過去の助成団体から、お話を聞いてみたい団体としてNPO法人ルーツ・ユアセルフさんにもご登壇いただきました。魅力的な活動と発表者に、質問もたくさん寄せられました。
農業をしていると、不思議なことに誰でもやりたいこと、できることが見つかる…紙芝居形式の発表を聞きながら、皆さんの心を畑へと誘います。
牧田運営委員から中締め挨拶。ぐらんも皆様に支えられて成り立っています。
自由参加の交流・懇親
お茶やお菓子を食べながら、他の団体や活動家と自由にディスカッション。まさに草の根交流集会です。