助成団体物語_NPO法人 APLA(2014-2015年アジア助成)と『ご紹介キャンペーン』のご案内
こんにちは。草の根市民基金・ぐらん事務局です。新年最初の助成団体物語とお友達紹介キャンペーンのご案内です。
今回ご紹介するのはNPO法人APLAです。団体名のAPLAの意味はAlternative People’s Linkage in Asiaで、日本を含むアジア各地で「農を軸にした地域自立」をめざす人びとどうしが出会い、経験を分かち合い、協働する場をつくり出すことを目的としているそうです。
ぐらんではまさに協働でAPLAとオリジナル商品を開発しました。それがお友達紹介キャンペーンのギフトです。APLAの支援するフィリピン人アーティスト、タゴイさんの明るいイラストがモチーフで、使うたびに楽しい気持ちになりそうですね。
お友達紹介キャンペーンについて【3月1日(金)迄】
寄附者のご紹介で、お友達がぐらんに初めて4,000円以上の寄付を寄付すると、紹介者、新規お申込者の両方に一枚ずつ眼鏡拭きを進呈いたします。もちろん、新たに寄付者となりお友達を紹介いただくこともできますよ!
方法は、
①このサイトの【寄付をする】ボタンをクリック、
②寄付回数、今回の寄付金額等を選ぶ、
③のボタンを押し次の画面でを押す。
④登録時に住所を記載しメッセージ覧に「ご紹介者名と紹介キャンペーン参加」とご記入いただく。記載された住所にお届けしますので管理者が閲覧できるよう【公開】としてください。
ほかに、郵便局からの振込みもお選びいただけます。ご紹介者のお名前とご住所もお書き添えください。
郵便局口座:00160-4-419221 加入者名:草の根市民基金運営委員会
ご不明点はお問合せください。
さて、そんなAPLAから近況報告が届きました。以下にご紹介します。
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ぐらんでいただいた助成金を活用し、フィリピン・ネグロス島の若者たちが営農していくための初期費用をサポートする基金を構築することができました。
農民学校で循環型農業を学んだ昨年度の研修生たちの一人、エルナードさんは、家の畑の隣に豚舎を建設して養豚を開始し、そこから出る糞尿を有機液肥として利用して、野菜や果物の生産に取り組み始めました。また、母豚を育てて子豚生産もしています。1回目の出産では子豚が順調に育ち、大きな収入を得ることができました。その収入で隣の土地を購入し、畑をさらに広げています。
小さな頃から学校に満足に行けず、サトウキビプランテーションで労働者として働いていたのですが、現在は農業からの収入のみで生活することができ、労働者生活から脱却することができました。これからも生産性を良くしていこうと意気込んでいます。
今年度の研修生も3名受け入れておりまして、現在農民学校で多様性や循環型農業などについて学んでいます。すぐには数字で示しづらい成果の活動ではありますが、これからもできるだけ多くの次世代農民と共に、彼/彼女らが自らの手で未来を切り開いていく過程に寄り添っていきたいと思います。
ぐらんはこれからも沢山の皆さまと共に地域社会を豊かにしていきたいと考えています。ぐらんの活動にご関心を持った皆さま、ぜひご支援をよろしくお願いいたします。