寄付者物語_湯口 裕さん(市民活動実践者)

このたびの豪雨で亡くなられた方々にお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

こんにちは。草の根市民基金・ぐらん事務局です。
今回よりぐらんを支えてくださる方を隔月で紹介する新企画、『寄付者物語』をスタートしていきます。

記念すべき最初のお一人には、日野市で20年に渡って市民活動を福祉分野を中心にさまざまな活動を実践されている湯口 裕(ゆぐち ひろし)さんにご登場いただきました!

柔らかな物腰の湯口さん

 ―定年後から地域活動をスタート

「会社員として定年近くまで勤めたのですが、定年は次のことを始めるチャンスだと考え、まだ力のあるうちにと若干早めに退職しました。その時に『それまでのキャリアを活かす』方向と、『昔やりたかったことを実現する』という2つの方向があると思いましたが、自分は後者の道を選んだんですね。
その、やりたかったことというのは、「人とかかわりたい」という幼い頃に漠然と考えていたことでした。そこで、地域社会の中で勉強会に出席したり仲間を作ったりしているうちに、同じ志を持つ仲間と出会い、つながりができていきました。
最初から福祉関係のコミュニティビジネスということを意識していました。ボランティア活動では世の中を変える規模のことはできない、ということと日野市という車でクルっと一回りできるようなまちの規模感とがコミュニティビジネスとに合っていると思ったのです。当時、そうした仕事をして報酬を受け取るような有償ボランティアはボランティア活動ではないとよく言われましたが精神的にはボランティア活動だと思っています。」

-湯口さんの活動

そんな湯口さんの地域での活動は、約20年前に「地域福祉カフェテリア」からスタートしました。地域の高齢者・障がい者の在宅生活を支援する事業で、今では「宅配給食事業」、「外出支援事業」、「ホームヘルプ事業」、「居宅介護支援事業」、「デイサービス事業」など、大きく広がっています。
その後、市内の市民団体を束ねる中間組織である「NPO法人ひの市民活動連絡会」の理事長、そして知的障害者・重症心身障害者を支援する「社会福祉法人夢ふうせん」の理事長として、時には現場で役割をこなされたりとご活躍されています。

理事長を務められているひの市民活動連絡会が事務局として市民団体と手づくりしている「まちづくり市民フェア」昨年度のプログラム。

-寄附文化を根付かせたい

「ちょうど4月には、『みんな大事な仲間たち』という詩にプロのミュージシャンに曲をつけてもらい、クラウドファンディングで資金を募りCDにしました。詩を作ったきっかけとなったのは相模原市で起こった「やまゆり事件」です。福祉現場での理念を難しい言葉でなく、支援する人も障がい当事者も誰もが口ずさむことができたら、障がい者差別や虐待がなくなっていくのではないかという思いからです。
こうした寄附文化がこれから日本に根付いていくことを願って実践しています。」

-おわりに

偶然にも、湯口さんが地域活動をスタートされた時期とぐらんがスタートしたのは同じような時期でした。
「市民が自らの力で市民社会を創っていく」、「理想を常に持ち続けていく」という湯口さんの視点は、ぐらんの活動とも共通するものでした。そうした思いを持った人が、同じような思いを持った人とつながり、地域を、まちを作っていくのでしょう。
ぐらんはこうした方々に支えられてきました。これからも、ぜひ沢山の皆さまに応援していただきながら、地域社会をともに豊かにしていきたいと考えています。
ぐらんの活動にご関心を持った皆さま、ぜひご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

湯口 裕さん

兵庫県出身。認定NPO法人福祉カフェテリア 事務局長、社会福祉法人夢ふうせん 理事長、NPO法人ひの市民活動団体連絡会 理事長

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