2017年度助成団体を紹介します!―NPO法人VIVID(ヴィヴィ)
コラム
2018.05.11
NPO法人VIVIDは、これまで高次脳機能障がいがある人たちへの支援、高次脳機能障がいについての啓発活動などを行ってきました。
法人化から10年の活動を通し、高次脳機能障がいだけでなく、社会で生きづらさを感じている人、支援が届いていない人が多くいることを再確認し、当事者に生産活動や社会とのかかわりの場を提供する必要性を感じ、障害者総合支援法に基づく就労継続支援 B 型事業所を開設することとしました。
目白の地に場所を得て、事業所名を「フレッシュスタート目白」と名付けました。
事業所のメインをリユースショップの運営とし、他に緑化事業なども行います。
事業所の開所に向け、多大な資金が必要となり、ご支援者からの寄付550万超に加えて、各方面へ助成金と融資をお願いいたしました。
ぐらんからの助成金は、開所のための備品等に利用させていただきました。
事業所は4月1日に開所し、リユースショップも6日にオープン!
利用者も、接客、チラシまき、値付けなどの商品の準備に意欲的に取り組まれています。
リユースショップはおかげさまで盛況です。開店1か月で、すでに常連のお客様も多く、ご提供品も毎日いただいております。
売り上げも今のところ好調です。地域に根付き、この好調を維持していくことがこれからの課題です。
就労の場として、また居場所として「場」を確保できたことの意義は大きく、障がいへの理解が周りにも広がっていくことを期待しています。
一方、利用者は定員20人のところ、平均4人ほどで、利用者拡大が喫緊の課題です。
新宿周辺で、中途障がいによって就労の場や居場所を求めている人がいらっしゃれば、ご紹介いただけるとありがたいです。
いただいた助成金を実りあるものにしていきたいと思います。
助成いただき、ありがとうございました。