草の根市民基金・ぐらん

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めぐろ子育てマップ作成、情報冊子作成活動業

団体名 めぐろ子育てマップ作り隊
助成金額 2010年度 / 21万4215円
団体概要 目黒区内各地域の子育て情報マップ作りをしている。子育て、地域情報が次世代につながる様、情報循環を促し支え合いの仕組み作りにも取り組む。
助成事業 めぐろ子育てマップ作成、情報冊子作成活動。 地域の方や商店街の方々とのマップを通じた世代間交流のきっかけや、子育てしやすい環境作りを考えるきっかけを作る。乳幼児連れでも活動でき、子育て中でも地域貢献できることや支援者側にもなれるんだという親への自信(充実感)作りににもつなげたい。
実施内容 めぐろ子育てマップ作り隊 <作成物>
  • 子連れでお出かけマップ
  • 目黒駅周辺編・・9月
  • 目黒区南部周辺編・・2月
  • 祐天寺・学大編(改訂)・・2月
  • 都立・自由が丘編(改訂)・・2月
  • めぐろ幼稚園ガイド・・9月

       お出かけマップに関しては、マップの範囲決め、情報収集、商店街挨拶、店舗施設へ掲載可否の確認挨拶に伴う街歩き、協賛広告の募集、マップデータ作り、コラム作成、イラスト依頼、入稿、印刷、できあがり配布、区の施設、子育て関連施設に配布のお願い、マップ設置、区民祭りへの参加、目黒区社会福祉協議会祭りに参加、HP、ブログ更新、フェイスブック新設。

       幼稚園ガイドに関しては、各幼稚園にガイド作成への理解と協力願いのため、足を運び挨拶をする。 アンケート作成、アンケートを各園に依頼、回収、データ作成、イラスト作成、コラム作成、入稿印刷、マップと同じく、区民まつり、地域福祉の集い、手売り販売。

    • 成果と課題 <助成金によって得られた成果>

       今年度は、知名度もあがって、社会福祉協議会や、目黒区の外郭団体住宅まちづくりセンターからお声がかかり、子育て家庭層だけでなく、いろいろな世代に活動を紹介することができた。特に、「目黒区住宅・街づくりセンター」のまちづくり交流会では、こういったマップの、高齢者版を作ってみたいとか、ハンディキャップを持った人向けや、外国語版もニーズがあるのではないか、はたまた、孫を世話する祖父母にもぜひ渡せるといい、といったこれからの活動に向けてのヒントをいただいたように思う。

       また、このマップがあれば、お母さんたちに気軽に声がかけられると、目黒区内の子育ち・子育て支援のリーダーたちにも好評だ。
       そして、さらに、今年度は、児童館にお願いし、各児童館に設置されている乳幼児プレイルームに置いてもらえるようになった。このことにより、マップの在庫の減りが一段と早くなってしまった。

       マップ作成は、計画作り、口コミ収集、商店街会長挨拶、街歩き調査、掲載可否調査、協賛広告取り、原稿作成、コラム面作成、マップ折り、マップ配布、マップ補充、といった多くの作業があるのだが、私たちはそれを一人の人が負うのではなく、それぞれできることを、できるだけというスタンスで活動している。今のところメンバーが全員乳幼児を抱えての活動なので、無理せず、楽しくやれることを第一にしている。
       特に産休での参加が多く、産休の間でも、社会に少しでも貢献したいという意識の高さは、目黒区ならではかなと思う。また夫婦揃っての参加も3組増えた。なので、作成側に達成感もあり、またマップを手にした側にも大変喜ばれた。HPやフェイスブック、ブログなどの更新もして、検索にひっかかるのか、地方からも欲しいという問合せを何件かもらった。(地元で作りたい とか、今度目黒区に引っ越すから欲しいとか)

       今回、新しく作成した目黒区南部地域の、目黒不動尊商店街では、会長さんが、「いよいよ、この地域を作ってくれるんだね」と作成を心待ちにしてくれていたことが嬉しかった。子連れに優しいお店を紹介してくれたりもした。また、子育てカフェ「奈古味」も掲載でき、マップは全5編となり、目黒区内の鉄道駅周辺は網羅できたので、当初の目的は果たせた。

       また、乳幼児の保護者の高いニーズに応えるべく、幼稚園情報ガイドの作成もしたが、区では初めてのことだったので、壁が厚く高く、大変な作業だったし、全部の園に協力をとりつけることができなかったことが残念だった。しかし発行時期が遅いにもかかわらず200部以上は売れ、また児童館にも閲覧本として置いてもらえることになったので、2012年度も発行しようということになった。

      <今後の課題>
       今後は、これら5編の改訂や幼稚園ガイドを、定期的に行うことになる。資金源は、協賛広告のみになるが、利益を追求しない団体からの協賛(ライオンズクラブ、商店街組合、医師会など)を得られる道を探りたい。また産休明けて、仕事復帰をしたメンバーが多くいるので、今後、どのように新たな参加者をとりこめるかを検討したい。
      2012年度の活動予定  2012年度は、今年度やらなかった中目黒編の改訂を計画にいれている。
       それから、めぐろ幼稚園ガイドについては、ちょうど国の政策の転換期であることもあり、乳幼児教育についての混乱が、これから予想されるので、それらをわかりやすく解説したものを入れ込み、内容は各幼稚園の最低基本情報掲載にとどめながら、発行をする予定にしている。これは、2011年度は、震災の影響で発行時期が大幅に遅れてしまったので、目標売上に届かなかったが
       2012年度は、必要とされる夏前までの発行を目指し、反響を探りたいと思う。

       

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