草の根市民基金・ぐらん

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2006年度活動交流会レポート

 2006年2月3日、全労災東京会館を会場に草の根交流集会が開催されました。
 第1部では2005年度の助成団体報告と新ホームページの紹介、第2部では当日参加団体のブースでの 活発な交流が行われました。
 ※このレポートは、ボランティアで協力してくれた、大東文化大学環境創造学部の縄三四郎さんが作成してくれました。

【報告会、交流会の様子】

 今回、報告があったのは04年・05年に助成が行われた以下の8団体でした。
 ・ 反差別国際運動(IMADR)
 ・ NPO法人 国境なき子どもたち
 ・ カウンセリングスペース まてりあ
 ・ NPO法人 教育サポートセンターNIRE
 ・ NPO法人 子育て支援グランマ富士見台
 ・ NPO法人 こことステップネットワーク杉並ここと
 ・ 西東京菜の花エコプロジェクト
 ・ NPO法人 フローレンス

 助成によってそれぞれの団体に有意義な結果をもたらすことができたという報告が多数あり、市民の底力と草の根活動の 底力が一致団結して社会を大きく動かす原動力となっていることを感じました。
 たとえば、インドにおける貧困や差別に対する子供たちの教育機会の確保を行っている「反差別国際運動」からは、 2004年に開設した現地のデイケアセンターの継続的な運営のための助成によって、子供たちの「自発性」が でてきたという成果が報告されました。
 「西東京菜の花エコプロジェクト」からは菜の花からディーゼル燃料を作り出す事業を広くPRするための助成によって 「新聞にも取り上げられるようになった」という報告がありました。
 
 それぞれの報告が終わるたびに大きな拍手があがり、助成がほんとうに意義あるものとして形になったことに関係各位、 感慨深かったのではないでしょうか。
 また、新ホームページの紹介ではサービスグラントTOKYOから三名の方が参加され、当ホームページにかけた思いや、 それぞれに今回の経験が自分の人生の大きな糧になったという発言をいただきました。

 分野の違う団体同士がそれぞれに足りないところを補い合う、または新しい何かが生まれることを期待しての ブース交流会では、全団体にマイクをまわし、それぞれの思いも熱弁してもらいました。

【交流会に参加して】

 全体を通して今回の参加者を見てみると退職後の新たな挑戦と位置づける高齢世代と、活気あふれる若年世代という 二極化がはっきりと見えました。それぞれが強い意志を持って活動していることを非常に感じました。

 ただ、働く世代の参加ももっとほしいとも感じました。地域を作っているのは高齢世代や若年世代だけではなく、 働き盛りの世代もその役割を担っています。環境問題にしても、国内の社会問題にしてもそれが決して他人事ではないことは 誰しもがわかっていることだろうと思います。
 あとは主体性を持った一市民として活動するだけです。  

 その方法としては、たとえばこのホームページを作っていただいた、「サービスグラントTOKYO」のような 新しい社会とのかかわり方というのも一つだと思います。
 これは各々がスキルを持ち寄り、実業に支障をきたさないように 定められた週5時間という活動時間での新しいボランティアの形です。日本にはこういった働きながら市民活動ができる受け皿が まだまだ少ないのかもしれません。

 だた、一方でそれを支える基金は有意義なものとして今回も報告されました。
 今後、こうした成果と課題を持って、持続可能な社会の実現に向かっていこうと一市民として思いました。

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