団体名 |
一般社団法人 グリーフサポートせたがや |
助成金額 |
2014年度 / 50万円 |
団体概要 |
日本ではまだなじみのない「グリーフ」という概念をコミュニティに広く周知し、「グリーフサポート」を必要としている子どもや保護者に向けて、ワークショップや講座を開き、心のケアを行っている。
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助成事業 |
“グリーフサポートせたがや”のウェブサイトおよびリーフレットの整備
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実施内容 |
(1)ウェブサイトおよびリーフレット制作の検討、打合わせ
・メンバー内でコンテンツを検討、作り込み
・制作に関するデザイナーとの打合わせ
・ウェブサイト用イラスト制作手配
・ウェブのサーバーレンタル、運営検討
・印刷手配
【制作目的】
@ 「グリーフ(大切な人やものをなくした時の反応)」という概念をコミュニティ
に広く知らせ共有することで、活動への理解と協力を得る。
Aグリーフサポートを必要としている子供や保護者へ団体の活動内容やプロ
グラムなどを案内し、参加を呼びかける。
B当団体主催のワークショップや講座の案内を行ない、参加者を募る。
Cサポート会員を拡大し、経済的基盤を充実させ、継続的かつ安定的な活動
を目指す。
(2)ウェブサイトのオープン・運用開始 ⇒http://sapoko.org/
ウェブ制作・イラストは外部に委託。サイトの更新はメンバーで行なう。
(3)リーフレット完成・配布開始
リーフレットデザインと印刷は外部に委託。
(4)ウェブサイトの改訂・リーフレットの改訂
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成果と課題 |
《助成金によって得られた成果》
●ひとりで「グリーフ」抱えて相談する場、話せる場を探して、インターネット検索で
ウェブサイトを見つけ、サポートプログラムや個別相談へのメールによる問い合せ
が増えた。
●連続講座やファシリテータ養成講座への参加につながった。
●行政が公募した「グリーフケアモデル事業」に採択された(ウェブサイトやリーフ
レットによるアピールも採択された理由のひとつだと考えられる)。
●ウェブサイト公開後、寄付金の申し出が数件あった。
《今後の課題》 インターネットで検索して問い合せてくださる方々には大人が多い。グリーフを抱えた子どもを持つ親は、子ども連れでサポートプログラムに参加してくれるが、大人を介さなければ情報が子どもに伝わりづらい。子どもと触れあう機会の多い、教育従事者向け専用のリーフレット(情報発信ツール)が必要だと感じている。
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2015年度の活動予定 |
@2014年度に始まったピアサポート形式の下記4つのサポートプログラム
(無料)の継続
・子どもサポートプログラム(3歳〜12歳)、毎月1回
・中高生サポートプログラム、毎月1回
・大人サポートプログラム、毎月2回
・パートナー死別ピアサポートプログラム、毎月1回
A個別相談の充実(初回2時間無料、2回目以降1回2000円)
Bコミュニティ向けの公開講座
C他団体とのネットワーク作り(国内・海外)
D賛助会員の拡大
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