草の根市民基金・ぐらん

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赤ちゃん・子どもを専門に扱う救命/応急手当講座

団体名 NPO法人シーボウル海の教室
助成金額 2010年度 / 39万1689円
団体概要 赤ちゃん・子どもの事故を未然に防げるようになり、万一起こってしまった事故においては、迅速で適切な手当ができるようになることを目的に、講習会を実施しています。 特に、保育に従事していらっしゃる方や、お母さん、お父さん、妊婦さんなど、日常的に赤ちゃん・子どもに携わる方が主な対象者です。心肺蘇生、AED、窒息の手当や日常よくあるケガの手当講座など、受講者の希望に合わせた内容で開催しています。実際に、乳児(0歳)・小児(1歳〜中学生)のダミー人形(人工呼吸や胸骨圧迫の練習ができる専用の人形)を使用し、繰り返し練習します。
助成事業 当NPOの活動である、「海辺の環境教育と安全管理」の中でも、安全管理・危機意識の向上のための 「救命/応急手当」の普及・啓蒙活動に対する助成をしていただきました。 今回はその中でも、特に「赤ちゃん・子どもを専門に扱う救命/応急手当」を対象にしています。
実施内容 シーボウル海の教室2011年度は、全72講習実施。 そのうち、約9割の講座で、今回助成金で購入しました資材や機材を使用し実施しました。
開催場所として、生活クラブ様の各地域ブロックの他、保育園、児童館、学童保育クラブ、子育て支援センター、ファミリーサポートセンター、大学、短大、保育士派遣会社、企業、個人 など、赤ちゃん・子どもに携わる多くの方々に受講いただきました。(延べ受講者数1188名) 短時間(1〜3時間)講習と認定講習(1〜2日間)の比率は約半分でした。
成果と課題 <助成金によって得られた成果>
  • 心肺蘇生専用のダミー人形を増員できたことで、講習1回あたりの受講者数が多い場合でも、受講者2名に対してダミー人形1体の使用が可能となり、時間のロスなく、効率的に練習していただけるようになりました。 (以前と比べると2倍の受講者数に対応できるようになった。2名に1体の場合、24名→48名)
  • これまでは、開催場所にテレビがある場合は、パソコンを持参し、画像を映し出し、ない場合は、パソコンの画面(小さいですが…)を見ていただいたり、口頭にて説明していました。今回、映像機器を購入させていただいたことで、プロジェクタ&スクリーンで、見やすく分かりやすい説明ができるようになりました。
  • 当NPOの設立後、少しずつ活動を広げていましたが、今回の助成により、大きくステップアップするこ とができました。助成していただいた単年度の活動にとどまらず、購入資材、機材を活用し、今後もご期待に添えるような活動を行って参りたいと思います。
<今後の課題>
  • 今後については、より多くの方に、この活動を知っていただくことを考えていきたいと思います。一度受講していただくと、ご紹介いただいたり、リピートしてくださることが多いため、活動の周知が、今後の活動をより発展していくためには必要になります。HPや地元のボランティアセンターとの連携のほか、この講習が必要と思われる団体や企業への積極的な講習のご案内も継続的にしていきたいと思います。
2012年度の活動予定 事務局での定期開催の実施のほか、依頼があれば、随時出張開催を実施いたします。 2011年度72講習の実施がありましたので、2012年度も、同程度の実施を予定しています。

 

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